『ダーケストアワー 消滅』は、見えないエイリアンが地球を襲うという、スリリングで絶望的な状況を描いたSFサバイバルアクション映画です。
ユニークな設定と、モスクワを舞台にしたビジュアルが特徴的です。
1. 映画の概要
項目 詳細
タイトル ダーケストアワー 消滅 (原題: The Darkest Hour)
公開年 2011年(アメリカ・ロシア合作)
ジャンル SFアクション、サバイバル、スリラー
主な製作 ティムール・ベクマンベトフ(『ウォンテッド』など)
舞台 ロシアのモスクワ
2. あらすじ:見えない敵との戦い
謎の光と粉砕される人々
若き企業家のショーンとベンは、ビジネスチャンスを掴むためにモスクワを訪れていました。ある夜、ナイトクラブで突然の停電に見舞われ、外に出ると、空から無数の謎の光が降りてくるのを目撃します。
地上に降り立ったその「何か」は、姿を消した次の瞬間、触れた人間を跡形もなく粉砕し、灰にして消滅させていきます。
姿なきエイリアンの侵略
その正体は、地球を侵略し、地球上の電気やエネルギーを奪うためにやってきた姿なきエイリアンでした。肉眼では見えない敵に対し、街は一瞬で無人となり、人類は絶滅の危機に瀕します。
生き残った若者たちの決死の脱出
幸運にも難を逃れたショーンたち5人の若者は、絶望的な状況下で生き残り、見えない敵の恐怖におびえながら、知恵と工夫を凝らして街を脱出し、世界を取り戻すための決死の戦いに挑みます。
3. 特徴と見どころ
姿なきエイリアン:敵の姿が見えないという設定が、常に緊張感を生み出します。彼らが発する電磁波や、空気の揺らぎといった間接的な手がかりを頼りに、人類は敵の位置を特定し、反撃の糸口を見つけようとします。
モスクワが舞台:従来のハリウッド映画ではエイリアン侵略の舞台になりがちなニューヨークやロサンゼルスではなく、ロシアのモスクワが舞台となっている点が新鮮で、ダイナミックなロケ地が荒廃した世界のリアリティを引き出しています。
若手キャスト:主演は『イントゥ・ザ・ワイルド』のエミール・ハーシュらが務めており、極限状況下での若者たちの心理や葛藤が描かれます。
「粉砕」のビジュアル:エイリアンに触れた人間が、光と共に一瞬で粉々になる描写は、この映画の最大の見せ場の一つで、視覚的なインパクトがあります。
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